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Tarantu'laライブ パセオのブログに取り上げていただきました!
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先日、パセオの小山社長のブログで
Tarantu'laライブのことを取り上げていただきました。


『毎日更新!しゃちょ日記 その317「スパイ大作戦的フラメンコライブ」』より引用

その張り詰めた極めて上質なテンションには微塵の隙もない。
シギリージャ・イ・マルティネーテ。
360度、どんな方向からいきなり斬りつけられても、一刀のもとにその刺客を仕留めるだろう。
10人20人程度の敵ならば、あっと云う間に全滅させてしまうに違いない。
そしてきっと、彼の太刀筋は虹のように美しい。
比類なき美意識の高さ。ストイックにしてパワフル。
だが何より格調豊かな、媚びのない孤高のバイレの圧倒的な存在感。
ずっと昔もろにヘタクソだった頃のハルちゃんとは、とても同一人物とは思えない。
突出したセンスを持つ奥濱春彦は異能の演出家だが、
この晩の彼は世界に羽ばたく日本屈指のバイラオールに徹していた。

釣ったばかりの脂の乗った巨大カツオをその場でさばきニンニクたっぷりで食うような豪快な野趣。
おそらくは外国人初の本格ファルーコ系バイラオール、三枝雄輔。
瞬時に時空間を引き裂く力は、プーロ・フラメンコ特有の凄みであり、
他のジャンルではこの芸術的マジックを目にすることは出来ない。
てゆーかフラメンコの世界でも実に稀少なのだ。
百点または零点みたいな雄輔鉄火ライブを観るのはこれが三度目だが、
日本バイレ界に突然変異的に生じたこの幸福な奇跡は、
常に命知らずな危うさを抱えながら、綱渡りの進化を続けている。

この逞しく自立するアルティスタ六名によるユニット名は『タランチュラ』。
ギターの松村哲志が決めたという。
ノーマイクの松村を初めて聴いて、玄人好みのおそるべきギター巧者であることを知った。
まったく危なげのない両手テクニックとセンス豊かな音色。
共演者それぞれに対する反射神経の鋭さと、ステージ上の堂々たるリーダーシップに、
新世代フラメンコギターの明るい未来がくっきり視える。
まっすぐな光。ひたすら本格派。

阿部真の誠実で力ある正調カンテには毎度クラッとくる。
彼のカンテの物理性は、外国人によるカンテ・フラメンコの国際化の可能性を背負っているように私には思える。
初めて聴くノーマイクの熱唱からは、彼の長所・短所がより明確に聴こえる。
すでに高みに達した人間が立ち向かおうとするハードルの高さに再びクラッときた。

虚飾のない、あのふりしぼるように切実なフラメンコ・ヴォイス。
危険度の高い領域に潔く踏み込む姿勢そのものにフラメンコが現れる高橋愛夜。
時に聴いているのが辛くなるほどにスリリングでひたむきなチャレンジ。
自分にそんな冒険が出来るだろうか?そんな自問自答を促す清冽なアルテ。
彼女が残す極めて好ましい印象の、その理由を考えることは重要だ。

うかつにも秋山奏廣を観るのは初めてだったが、
なるほど5月号で編集部・谷口が書いてたように、イスラエル・ガルバンを彷彿とさせる。
そのヤスラエルには、すでに模倣の領域を超えた好ましい独自性がある。
ハイレバルな試行錯誤はとりあえずまだ大きな感動には直結しないが、
ヴィジョンとスケールの大きさは窺い知れる。大化けする日はきっとそう遠くない。

個人芸で勝負できるアルティスタが、気軽にユニットを組めるところはフラメンコならではのメリットだ。
生音とシンプルな固定照明なのに、ロックコンサートのような強烈インパクト。
強く正確なパルマとサパテアードの洪水。会場一杯にフラメンコの嵐が吹き荒れる。
マイク使用のバランス良い音響に聴き慣れた耳にはカンテとギターの音量がもっと欲しくなるところだが、
この生音ライブにおけるその生々しい一体感とクオリティは、
そういう文明の利便性を軽々と凌駕してしまう。

相互補完ではなく相乗効果。
それぞれが特殊技能を発揮しながらミッションを完璧にやり遂げるチームワーク。
この感じって何かに似てるなあと思いつつ、四谷三丁目から丸の内線に乗り込む瞬間ハタと気づいた。
ああ、こりゃ昔テレビでやってた『スパイ大作戦』のスリル、充実、爽快感だよっ!


上の文は 
http://www.paseo-flamenco.com/president/2010/05/post_406.html
でごらんになれます。
興味のある方はぜひ!

6/4(金)に、やはりHARUスタジオで同じメンバーによるライブがあります。
こちらのHPにもインフォメーションがあります。
近日中にまた詳細をアナウンスしますので
ぜひ一度お越しになってください!!


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